自分の機嫌は自分で取る

自分の機嫌は自分でとる

タレントのみやぞんさんの言葉がSNSで話題になっているそうです。

「イッテQ」で、みやぞんが名言 過去にもSNSで話題になっていた(リアルライブ) – Yahoo!ニュース

 それでもなお、みやぞんは辛い表情を一つも見せず、スタッフに「頑張って」と声をかける余裕も。さらに、「自分の機嫌は自分でとって。人に取ってもらおうとしない!」と発言。「ツイてるぞ。幸せだな。」と言いながら、予定より30分も早く滝に到着した。

「自分の機嫌は自分でとる」この考え方って素晴しいですよね。

これは言い換えると「自分のネガティブな感情を自分以外のせいにしない」とも言えると思います。

みやぞんさんが引き寄せの法則を知ってて実践されているかどうかは知りませんが、仰っていることはしっかり引き寄せの法則に則ったものでした。1

でも、これを実践するのってなかなか難しい。
恥ずかしながら以前の私は、自分のネガティブな感情を思いっきり他人のせいにしていたんですよね。

よくあるのは車の運転中。渋滞にハマればイライラし、道路工事の車線規制には腹を立て、急な割り込みには激怒していました。

仕事でもそう。なかなか連絡のつかない外注さんにはイライラし、いつまでも終わりの見えない仕事には腹を立て、忙しい時間にかかってくる営業電話には激怒していました。

・・・車の運転と仕事、全く同じ構図ですね(苦笑)

ネガティブな感情を他人のせいにしているとどうなるか?

以前の私のように、ネガティブな気持ちを自分以外の「誰か」や「何か」のせいにしていると、自分でマイナスな感情を抑えられなくなり、自分自身が弱い存在になってしまったように感じられます。

いつもイライラして、何かを腹を立てて、顔には笑みがなくいつも怖い顔。
以前の私はそんな人間でした。

引き寄せの法則は、それ自身と似たものを引き寄せます。

ということは以前の私は、渋滞にハマってイライラしては、外注さんと連絡がつかない事態を引き寄せてイライラし、道路工事の車線規制に腹を立てては、いつまでも終わりの見えない仕事を引き寄せて腹を立て、急な割り込みに激怒しては忙しい時にかかってくる営業電話を引き寄せて激怒していたんですね。

このように、ネガティブな気持ちでいるとネガティブな出来事をどんどん引き寄せてしまうから、感情はさらにマイナス方向に振れてしまって負の連鎖に陥ってしまうのです。

自分の感情が他人(自分以外のもの)によって左右されてしまうなら、そしてそれを自分でコントロールできないのだとしたら、自分の人生も、幸・不幸さえも他人に支配されてしまうことになってしまいますよね。

でもそれは間違っています。

私が望まないことを考えていたから、望まないことを引き寄せていただけだったのです。

イヤだと思うのも嬉しいと思うのも自分次第

イヤだと思うのも嬉しいと思うのも自分次第

「イヤなこと」や「辛いこと」も見方を変えれば、ポジティブに受取ることだってできます。

冒頭のみやぞんさんのように、大変な仕事ではあるけれど、そんな仕事をもらえて沢山の人に見てもらえる自分は「ツイてるぞ」とか、自分の才能を活かした仕事ができて「幸せだな」というふうにも感じることはできるのです。

目の前のことをイヤだなと思うのも嬉しいと思うのも自分次第というわけです。それが「自分で自分の機嫌をとる」ということかもしれませんね。

あなたの引き寄せの作用点は、いつでもあなただけのために働いている

もうひとつ、引き寄せの法則には約束事があります。

引き寄せの法則の作用点(引き寄せの法則が働く対象)はあなたの経験に限られます。あなたの思考によって引き寄せられた出来事はあなたの経験にしか現れません。逆に言えばあなたの思考によって誰かの経験を変えることはできないのです。2

あなたが「幸せだな」と思っていると、あなたには幸せだなと思える出来事が引き寄せられてきます。
でも、一緒にいる人にはあなたの思考、あなたの引き寄せは影響しないのです。

みやぞんさん自身が「ツイてるぞ」「幸せだな」と思っていても、それだけではスタッフの方々は幸せなことを引き寄せられない。だから「自分の機嫌は自分で取って(あなたはあなたでいい気分になってね)」という発言になったんじゃないかなと思うのです。

  1. ツイてる、幸せだなと言うのは斎藤一人さんが仰っているのでそこから来ているのかもしれませんね
  2. おかしな話だと思いますよね。私もはじめはそう思いました。ある思考から引き寄せられた経験(出来事)が自分以外の誰かに影響を与えることだってあるでしょうと。だから論理的におかしいと思いました。でも、引き寄せの法則では影響を受けた相手も同様にそのことを引き寄せたというスタンスなんですよね。極端な話をすると、交通事故を恐れる人が交通事故にあったり、お金を失うことを恐れる人が泥棒にあったりするのは、お互いが、または一緒に乗り合わせた人々が恐れに対して思考を集中して引き寄せ、共同創造した結果であるということなのです。私も「絶対にそうです」と人に断言できるほど確信は無いのですが、普段の引き寄せによる不思議な経験を思うと、恐らくそうなのだと自分では思っています。

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